「どういたしまして」の英語!ネイティブが“You’re welcome”より頻繁に使うフレーズとは?

「どういたしまして」の英語といえば“You’re welcome.”が有名ですが、実はそれ以外にも様々な表現があるのをご存知でしたか?

日本語に「どういたしまして」の代わりとして「お気になさらず」「お役に立ててうれしいです」といったバリエーションがあるように、英語でもシーンによってお礼への返し方のパターンは色々あるのです。

しかもネイティブが“You’re welcome.”よりも頻繁に使うフレーズもあります。

そこで今回は「どういたしまして」の英語13選をカジュアルなものからフォーマルなものまで解説付きでご紹介していきます。

やっぱり定番!“You’re welcome. ”

You’re welcome.

「どういたしまして」と言えば真っ先に思いつくのが“You’re welcome.”という人も多いのではないでしょうか。

学校でもまず習うのがこのフレーズですよね。

定番すぎて何気なく使っているこの“You’re welcome.”ですが、もともとは「あなたは(私に)歓迎されている」という意味のセンテンスです。

例えばあなたがレストランで知人とワインを飲んでいたとしましょう。

その相手がグラスにワインをついでくれたので、あなたは“Thank you.”とお礼を言います。

それに対して“You’re welcome.”と返された場合、根底には「あなたは(私に)歓迎されているんですから、喜んでワインを注ぎますよ。」といったニュアンスがあるのです。

もちろん“You’re welcome.”は良く使われるフレーズですが、この歓迎のニュアンスが「丁寧さ」を醸し出すため、普段の何気ない「どういたしまして」には他のフレーズが使われることも多いのです。

実は一番使われている“No problem.”

意外かもしれませんが、ネイティブのあいだで日常的によく使われる「どういたしまして」は“No problem.”です。

No problem.

“No problem.”は直訳すると「問題ないよ」という意味ですが日本語の「どういたしまして」に相当するフレーズとしてよく使われます。

“You’re welcome.”よりもカジュアルなので、普段使いしやすいようです。

ちなみに“No problem.”に近い表現として“Don’t worry.”(心配しないで)があります。

“Don’t worry.”については「(お礼など)気にする必要はないよ」という意味で「どういたしまして」に相当すると紹介されている場合もあるようです。

しかし基本的には“Thank you.”という感謝への返答よりも“I’m sorry.”のような謝罪に対しての返答として使われることが多いと思います。

ですから、「気にしないで」というニュアンスを出したい場合には“Don’t worry.”より“No problem.”を使っておいた方が無難でしょう。

ちなみにオーストラリアやニュージーランドでは“No problem.”と“Don’t worry.”を足して2で割ったような“No worries.”という表現が使われることが多いそうです。

Any time.

“No problem.”と同じようにカジュアルな「どういたしまして」として使われる表現に“Any time.”という言い方があります。

これは「いつでもどうぞ」という意味で「このくらいのことなら、いつでもどんな時でもやってあげるよ」というニュアンスになります。

なお、このフレーズはお互いに顔見知りで、また何か手伝う機会がありそうな人に対して使うものなので、見ず知らずの人や、今後会う機会がなさそうな人に対しては使われません

It was nothing.

“It was nothing.”も同様にカジュアルな表現です。

“nothing”は「何もない/何でもない」という意味なので、“It was nothing.”で「それは何でもありませんでした」というのが直訳になります。

「何でもない、大したことではないので、お礼には及びませんよ」というニュアンスなので謙遜の色合いが強い表現になります。

もっとカジュアルに返答する場合

さらにカジュアルで口語的な表現についてもご紹介しておきます。

親しい友達との間の日常的なやり取りには、これらの表現も使われます。

That’s OK.

“That’s OK.”は日本語で言うところの「大丈夫」に相当する表現です。

日本語でも「ありがとう」というお礼に対して「大丈夫だよ!」、「いいよいいよ」と言うことがありますよね。

そんな感じで使えるシンプルなフレーズです。

Sure.

“Sure.”は直訳すると「もちろん」ですが、お礼に対して使う場合には「もちろんのこと」つまり「当たり前のこと」をしたまでだよ、というニュアンスで使われます。

「当たり前の“こと”」という意味で“Sure thing.”というフレーズが使われることもあります。

You bet.

“You bet.”はアメリカの口語表現です。

「もちろん」の英語11選!ネイティブ感覚で使いこなす“of course”と“sure”でもご紹介しましたが、“bet(ベット)”は「~に賭ける」という意味の動詞です。

つまり“you bet”を直訳すると「あなたが賭ける」となります。

あなたが賭けてもいいくらい確実だよ、もちろんだよ、ということで、“sure”と同じように使われます。

No sweat.

“No sweat.”もアメリカの口語です。

“sweat”は「汗」という意味が有名ですが、「骨の折れる仕事」という意味も持っています。

「汗をかく仕事」という意味から派生したのでしょうね。

“No sweat.”は前に“no”がついていますので「骨の折れる仕事ではない」つまり「問題ないです」、「簡単なことです」という意味になります。

これもお礼に対する返答として「たいしたことないから気にしないで」という意味で使われます。

丁寧に返答する場合

ここまではカジュアルな「どういたしまして」の表現をご紹介してきました。

続いては、ビジネスシーンなどでも使えるフォーマルで丁寧な表現をご紹介していきたいと思います。

You’re very welcome.

最初にご紹介した定番フレーズ“You’re welcome.”も“You’re very welcome.”のように“very”を間に挟むことでより丁寧な表現になります。

また“very”の代わりに“most”“more than”を入れても丁寧な「どういたしまして」というフレーズになります。

お馴染みのセンテンスに短い言葉を追加するだけでフォーマルにできるのは、簡単で嬉しいですね。

I’m happy to help.

“I’m happy to help.”は「お手伝いできて幸せです」という直訳になります。

日本語だと「お役に立てて光栄です」といった感じですね。

お礼を言う相手に対して「いやいや、こちらこそ役に立てて嬉しいです」という気持ちを伝えるフォーマルな表現です。

“happy”の代わりに“glad”を使って“I’m glad to help.”としてもOKです。

また、くだけた言い方だと“I’m”を省略して“Glad to help.”と言うこともできます。

It was my pleasure.

“I’m happy to help.”と同じようなニュアンスで役に立てたことを喜ぶフレーズに“It was my pleasure.”があります。

“it was”を省略して“My pleasure.”だけでも使います。

“pleasure”は「喜び」という意味なので、直訳すると「それは私のよろこびでした」となります。

少し大げさな表現ではありますが、ビジネスシーンなどでは良く使われるフレーズなので覚えておきたいですね。

Don’t mention it.

“Don’t mention it.”はそのまま訳すと「それを言わなくていい」となります。

「それ」とは「お礼」のことなので、「お礼は言わなくていいですよ、いりませんよ」という意味です。

主にアメリカで使われるフォーマルな表現で日本語だと「礼には及びません」といったニュアンスが近いと思います。

Not at all.

最後にご紹介するのは“Not at all.”です。

“not at all”は通常「全く~ない」という意味で使います。

この場合の“Not at all.”はお礼を言う相手に対して「全く構いませんよ、問題ないですよ」という意味で使われます。

しかしこれはイギリス紳士が昔使っていたような表現で、現代ではあまり耳にしないようなので、私たち日本人が積極的に使うのは控えた方が良いかもしれません。

まとめ

今日は「どういたしまして」の英語表現を学びました。

日本人にとっては“You’re welcome.”が定番ですが、ネイティブの間では実は“No problem.”がよく使われることをご紹介しました。

また、カジュアルからフォーマルまで微妙なニュアンスの違いのある13の言い回しも確認しました。

今回はここまでです。お疲れさまでした!

なでしこ
これで今日も英語力ワンランクUP。がんばったね!うれしいね!またね!